@article{oai:akitan.repo.nii.ac.jp:00000081, author = {小湊, 真衣 and 青山(開田), 有希 and Kominato, Mai and Aoyama(Hirakida), Yuki}, issue = {36}, journal = {秋草学園短期大学紀要}, month = {Mar}, note = {昨今教育や保育の現場では、いじめや虐待、貧困などが深刻な問題となっているが、そこまで深刻なケースでなくとも、子どもは日々の生活の中で多かれ少なかれ様々な悩みを抱えたり、葛藤したりしている。子どもから大人に対し、悩みや葛藤に関するメッセージが発信されるとき、その形態は直接的な形態をとる場合と間接的な形態をとる場合があるが、どの場合でも大人がそのメッセージの発信者である子どもの心境や心情を必ずしも正しく理解できるとは限らない。そこで本調査では,将来子どもと接する職に就くことを目指して学修中の学生 133 名(男性 71 名,女性 57 名,不明 5 名:平均年齢 18.24 歳,SD=0.43)を対象とし、子どものメッセージの形態の違いによって、受け手が抱くイメージにどのような違いが生じるかを SD法を用いて検討した。その結果、メッセージが手書きであった場合とデジタル化された文字であった場合とでは、いくつかの形容詞対で有意な差が見受けられ、メッセージの形態がメッセージに対するイメージの形成に影響を及ぼしている可能性が示唆された。ただし、手書きもしくはデジタル文字のどちらの形態の方がより子どもの心境や背景についてイメージできるのかという点に関しては、手書きの方がポジィティブなイメージになることもあればデジタル文字の方がポジティブなイメージになることもあるなど、一概には言えないことも明らかとなった。また、子どもと接する機会の有無がメッセージの読み取りや、形成するイメージに影響を及ぼしているのではないかという仮説に関しては、今回の調査結果からは特に有意な差は見出されなかった。}, pages = {80--90}, title = {子どものメッセージの形態が受け手に与える影響の検討 ―SD 法を用いたテキストの印象分析の結果から―}, year = {2020}, yomi = {コミナト, マイ and アオヤマ(ヒラキダ), ユキ} }