@article{oai:akitan.repo.nii.ac.jp:00000124, author = {小清水, 裕子 and Koshimizu, Yuko}, issue = {38}, journal = {秋草学園短期大学紀要}, month = {Mar}, note = {与謝野晶子の第一歌集『みだれ髪』は、西欧的な短歌集であるという評価がなされているが、一方で日本古典の血脈となる、中国の古典である漢詩志向も見られる。これは晶子の受けた故郷の堺での漢詩文教育と、与謝野鉄幹の影響が大きい。『みだれ髪』では晶子の鉄幹に対するオマージュから、鉄幹の憧憬する中国の唐代の詩人、李白に対するオマージュも同時に示される。このことは特に「蓮の花船」の章において見られる。この章で蓮の花を李白と見なすことは晶子のみならず、鉄幹も同様に認識しており、漢詩志向の顕著な表れとみられる。また、『みだれ髪』における李白の投影について整理し、李白の詩「清平調詞 三首」を用いて、『みだれ髪』との関わりについて指摘する。, 論文}, pages = {13--28}, title = {与謝野晶子と漢詩文~『みだれ髪』における李白}, year = {2022}, yomi = {コシミズ, ユウコ} }