@article{oai:akitan.repo.nii.ac.jp:00000111, author = {中西, 希和 and Nakanishi, Kiwa}, issue = {37}, journal = {秋草学園短期大学紀要}, month = {Mar}, note = {本稿は、ファッション・ドールのもつ意味や役割の変化に着目し、玩具としてのファッション・ドールの今後の可能性を探る試みである。ファッション・ドールは当初等身大の大きさの人形であり、フランスの最新のドレスやアクセサリーを着せてファッション情報を伝達するために送られた。印刷技術が発達したことから、等身大のファッション・ドールは、次第にその役割をファッション誌に譲り渡し、衣装陳列の役割をもつマネキンへと発展していった。その一方でファッション・ドールのサイズは小さくなり、子どもの玩具となっていく。マテル社のバービー人形は女児の憧れの対象となり、衣装と共に時代背景を反映した人形となっていく。多様性のあるバービーは美の多様性や個性を認めることの大切さを伝えており、これによって子どもたちの自尊感情を高める後押しとなることが期待される。また、ファッション・ドールを使用した人形遊びは、共感や社会情報処理能力に効果があることもわかっており、自尊感情を育み、多様性を尊重するメッセージや考えるべき課題を子どもたちに伝えていくことが、今後のファッション・ドールに求められているといえる。, 論文}, pages = {139--150}, title = {ファッション・ドールの役割と可能性}, year = {2021}, yomi = {ナカニシ, キワ} }